久々にキッチンのお手入れ方法のご紹介です。今回はキャビネットのお手入れ方法をご紹介いたします!
■キャビネット■
ガス台やシンク下などのキャビネットは、お手入れがおろそかになりがちな場所。掃除する時のことを考えて、出し入れしやすい収納にしておけばお手入れはラクです。
◇日常◇水などの飛び散りはすぐにふき取る。
・キャビネットの扉や取っ手は、水アカや飛び散った水や油で少しずつ汚れていきます。後片付けの最後に固く絞った布で水ぶきし、からぶきをしましょう。
◇月1度◇キャビネット扉&取っ手。取っ手の細かい部分は割りばしが効果的。
①シリコン仕上げや鏡面仕上げの扉は、ぬるま湯で薄めた台所用洗剤(中性)を布につけてふきます。最後にお湯でぬらして固く絞った布で洗剤をふき取り、からぶきをします。
②取っ手も扉と同じように洗剤でふきます。細かい部分は割りばしに布を巻き、その先に台所用洗剤(中性)を含ませてこすります。その後水ぶきをし、からぶきをします。
※漂白剤は色落ちの原因にもなるので使用しないでください。
■お手入れ動画でもご紹介しています■
◇月1度◇内部。収納物を外に出してから汚れを落とす。
①調味料や油が底板にこびりついた場合、中の収納物を新聞紙の上に出し、歯ブラシなどで隅々のゴミを取ります。
②台所用洗剤(中性)を含ませ、固く絞った布で汚れをふき取ります。
③洗剤が残らないように水ぶき、からぶきをします。
④収納物を戻します。このとき、ビンなどの底をきちんとふいておきます。
◇ガンコな汚れ◇キャビネットのステンレス製底部にサビが!
・ゴミを取ったあと、メラミンスポンジで水をつけて軽くこすり、水ぶきをしてから、からぶきをします。
<Point!>気持ちよく使うためのコツ。
・バスケット類は半年に一度お手入れを。
レールから取り外して水洗いの後、十分に乾かしてから取り付けます。フレームなどに醤油などの塩分を含むものが付着した場合は、薄めた台所用洗剤(中性)に浸し、固く絞った布でふき取ってください。
・お掃除の後は風通しでカビ対策を。
収納物を取り出してお掃除した後は、扉を開けて風を通します。湿気やすい場所なので、掃除日以外でもときどき扉を開けて中の空気を動かしましょう。
・ニオイはお掃除でモトから断つ。
こもったニオイには、消毒用エタノールや台所用漂白剤を含んだ布でキャビネット内をふきます。下水が臭う場合は、防臭キャップがズレているか内部の排水経路に問題があります。
◇月1度◇ガラス戸棚。ガラスクリーナーで”くもり”を除去。
・キッチンルーム内のガラス戸棚は意外と調理中の油が飛び散っているもの。薄めた台所用洗剤(中性)に布を浸し、固く絞ってふき取ったあと、水ぶき、からぶきをします。それでもきれいにならない場合は、市販のガラスクリーナーを使いましょう。
◇月1度◇食器棚のレール。レールの汚れは割りばしを使いましょう。
・レール部分は小さなゴミがたまりやすいところ。割りばしに布を巻き付け、レールの溝をふいていきます。
※ご注意!※
ぬれたままのタオルをかけるなど、長時間扉表面をぬらしていると化粧板のハガレやシミの原因になります。天然木扉の場合は、変形やシミなど汚れの原因にもなるので、水ぬれにはご注意を。
◇月1度◇包丁差し。カバーを外して汚れをチェック。
①包丁を取り外し、カバーを外します。
②薄めた台所用洗剤(中性)をスポンジに含ませ、汚れを落とします。カバーの隅の方は歯ブラシを使いましょう。
③ベース部分(扉に固定されている方)は薄めた台所用洗剤(中性)を固く絞った布でふき、からぶきします。
④カバーをよく水洗いし、からぶきした後、元通りに取り付けます。
※カバーの脱着方法は取扱説明書をご覧ください。
■こんな場合はどうするの?■
ゴキブリがいるのですが・・・
<原因>
ゴキブリが好む「暖かくて暗い場所」に水分や食品があること。
<対策>
・シンクや調理道具の水分をふき取り、食品カスを残さない。
・通り道に殺虫剤を吹きかけたり、市販のホウ酸団子などを置く。
・ゴミ箱のフタをぴったり閉める。
・冷蔵庫の後ろに捕虫箱を置く。
・キャビネットの給水用・排水用の穴をふさぐ。
・キッチン全体は燻煙剤でいぶし、2~3週間後に再び行う。
水もれがする。
次のような原因が考えられます。
・トラップ固定ナットのゆるみ。
・排水ホースのずれ、ゆるみ。
・排水ホースの折損。
・パッキンのずれ。
→パッキン類は、ずれを修正してゆるみのないよう増し締めを行う。
次回は壁(タイル・キッチンボード)のお手入れ方法をご紹介いたします!