カラダにやさしい甘酒
甘酒は冬の飲み物としてのイメージが強いですが、実は夏の季語。
「飲む点滴」とも呼ばれ、疲労回復や夏バテ防止などに効くほか、女性に嬉しい効果がいっぱいあるんですよ!
● 夏バテ防止 ●
ビタミンB1、B2、B6、アミノ酸、ブドウ糖、葉酸、食物繊維、オリゴ糖、ミネラル、タンパク質etc.…などの成分が含まれています。
江戸時代から疲労回復や熱中症防止のための栄養ドリンクとして親しまれ、夏の風物詩の1つでもありました。
● 腸内環境の改善 ●
甘酒には、食物繊維やオリゴ糖etc、腸に嬉しい成分が豊富に含まれていて、便秘の解消が期待できます。
腸がキレイになると免疫力が向上したり、美肌、アンチエイジング、ダイエットetc.期待できる効果がいっぱい!
美容や健康にとてもいいんです!
● 血圧上昇の抑制 ●
米麹の甘酒に含まれるペプチドが血圧を上昇させるアンジオテンシンというホルモンを抑制する効果があり、血圧上昇を抑える効果があるといわれています。
● リラックス効果 ●
体や頭が疲労していると、良質な睡眠は得られません。寝る前に温めた甘酒を飲むと、心も体も温かくなる上に脳に栄養を与えることが出来るみたいです。
● 甘酒は大きく分けると2種類 ●
・酒粕甘酒
酒粕をお湯で溶き、砂糖を加えたもの。甘さのもとは加えた砂糖。酒粕甘酒は酒粕を使っているので、アルコールが含まれています。
・米麹甘酒
蒸したお米に麹菌をつけ、米麹の発酵作用で作ったもの。甘さのもとはお米のデンプンを麹菌が分解してできたブドウ糖。ノンアルコールです。
特に今の時期は、冷たいものをとったり、エアコンで体が冷えて抵抗力が落ちています。免疫機能をきちんと働かせるために、腸内環境を整えておく必要があります。
夏の暑さがやわらぎ、涼しくなってくる秋。夏の疲れが残ったまま秋になると「秋バテ」といわれる体調不良につながることもあります。
普段の生活に甘酒を取り入れてみてはいかがでしょうか。