今回は浴槽・風呂フタのお手入れ方法をご紹介します!
■ 浴槽・風呂フタ ■
人のアカやせっけんカス、湯アカ、水に含まれる鉄分などが、こびりついてしまいがちな浴槽。
入浴後の汚れ落としと換気が何より大切です
◇ 日常 ◇ 浴槽・入浴後はスポンジでやさしくなで洗い。
浴室用洗剤(中性)をスポンジや柔らかい布につけてなで洗いした後、水で洗い流します。
このとき、軽くからぶきをしておくと、より美しく保てます。
※冬の時期は、ボイラーの凍結防止のため翌日までお湯を抜かずにそのままにしましょう。
◇ 週1度 ◇ ポップアップ排水栓・排水口にたまったゴミや毛髪を取り除く。
①排水栓ボタンを押してポップアップ排水栓を開けてください。
②排水栓、ふたを真上に引き上げて外し、排水口にたまったゴミや毛髪を取り除きます。
③排水栓ふたをやわらかいスポンジで洗います。
※ナイロンたわしやメラミンスポンジは使用しないでください。パッキンを傷つけるおそれがあります。
④パッキンのすき間の汚れを綿棒で取り除いた後、排水栓ふたを元の位置に取り付けます。
「ポップアップ排水栓のお手入れ方法」
◇ 週1度 ◇ 風呂フタ・風呂フタの細部の汚れは歯ブラシでキュッキュッ
①風呂フタはヌメリやカビがつきやすいもの。
浴室用洗剤(中性)をスポンジや柔らかい布につけて全体を洗います。
細かい凹凸や端の部分は歯ブラシでこすります。
②シャワーで洗剤を十分洗い流した後は、乾いた布で水分をふき取ります。
窓を開けた浴室に立てかけたり、外で陰干しをして完全に乾燥させましょう。
◇ 半年に1度 ◇ エプロン・外せる場合エプロン浴槽下を洗う。
①浴槽下の防水パンには、洗い場からの水がエプロンすき間などから微量に流れ込んでいくため、放置しておくと汚れがたまる場合も。
エプロンを外して防水パンを洗いましょう。
②スポンジや浴室用ブラシなどに浴室用洗剤(中性)をつけ、手の届く範囲で汚れている部分をこすります。
③洗剤が残らないよう十分に水洗いして下さい。
「エプロンの取り外し、取付け方法」
◇ 半年に1度 ◇ エプロン・フロート弁の汚れを落とす。
歯ブラシなどでフロート弁のゴム部分やフロート弁の開口周辺の汚れを落として下さい。フロート弁にごみなどが詰まっていないか確かめて下さい。
お手入れしないで長時間使用すると、フィルターに湯アカや毛髪がたまり、目づまりを起こし、湯沸かし機能が正しく働かない場合もあります。
追いだきタイプは、浴槽の水を自然循環させてお湯を沸かします。そのため、風呂釜に入ったお湯の汚れが原因で湯アカが出ることがあります。
◇ 週1度 ◇ 風呂釜・給湯器 フィルターについた汚れを歯ブラシで落とす。
①フィルターを回して外します。
②フィルターについたゴミや汚れを歯ブラシで取り除き、水で洗い流します。
③フィルターを元の位置に戻します。
◇ 月1度 ◇ 風呂釜・給湯器 配管内の洗浄をする
<浴槽に2穴あいているタイプ>
・市販の風呂釜用洗浄剤(2つ穴用)を使用し配管内を洗浄します。
<浴槽に1穴あいているタイプ>
・市販の風呂釜用洗浄剤(1つ穴用)を使用し、追いだき運転をしてお手入れします。
◇ 週1度 ◇ ジェットバス・酸素美泡湯 噴流が弱くなれば吸込口のお掃除を。
<ジェットバスの場合>
①吸込口カバーをカチッと音がするまで回して取り外します。
②浴槽の外で吸込口カバーを水洗いし、汚れや毛髪などを取り除きます。
③元通りに取り付けます。
<酸素美泡湯の場合■部分(1~3)を洗いましょう>
「酸素美泡湯・吸込・噴射口のお手入れ方法」
◇3ヶ月に1度◇ ジェットバス・酸素美泡湯 風呂釜用洗剤でキレイに。
・異物が浮いてきたら、風呂釜用洗剤でお掃除してください。
①約40℃のお湯で浴槽を満水にする。
②風呂釜用洗剤を全量入れる。
③酸素美泡湯を約1分間運転後、6~8時間放置する。
④酸素美泡湯を約15分間運転する。
⑤排水。浴槽の汚れを落とす。
⑥カートリッジ、吸込口カバーをお手入れする。
⑦水またはぬるま湯を浴槽に溜め、酸素美泡湯を約15分間運転する。
⑧排水。カートリッジ、吸込口カバーを取り付ける。
⑨浴槽の汚れを落とす。
「酸素美泡湯 配管のお手入れ方法」
~次回は水栓金具・シャワーのお手入れ方法をご紹介します~