ひなまつり
あかりをつけましょ ぼんぼりに~♪ 3月3日はひな祭りですね。
ひな人形を飾ったり、ちらし寿司を作ったり。女の子の健やかな成長を願うひな祭り。近年は自分のためにひな祭りを祝う大人の女性も増えているそうです。
□ もともとは「縁起が悪い日」!?
3月3日はもともと「縁起が悪い日」だったことはご存じでしょうか?
古代中国では奇数が2つ並ぶ日はとても不吉な日と考えられていました。邪気を払う力をいただくため、旬のものを食べる宴会が宮中行事として行われていたそうです。
日本では、江戸時代に五節句を定めるのですが、その時に3月3日はひな祭りという女性の行事になり、初節句を華やかに祝う習慣が広まっていたんだとか。
□ 自分の幸せを願う
ひな祭りは子供の行事というイメージが強いですが、江戸時代では「女性の幸せを願う日」さらにその前は老若男女問わず「厄払いの日」でした。
仕事に子育て、趣味、勉強、人それぞれ打ち込むことがあり、忙しい現代の女性たち。自分が大人になった今、もともとの意味に立ち返って、自分自身の幸せを願う時間を持ってみてはいかがでしょうか?年を重ねた大人の女性にとっても大事にしたい風習のひとつですよね。
□ ひな祭りの食べ物
*ちらし寿司…縁起の良い具材が使用されています。
レンコン:見通しがきく、エビ:長生き、豆:健康でまめに働ける、錦糸玉子:財宝が貯まるように。桜でんぶはその名の通り、桜や桃の花を思わせる色合いをしているので、桃の節句にピッタリな色ですね。
*はまぐりのお吸い物…貝殻が対になっており、同じ形のものはありません。良い相手とめぐり逢えるようにという気持ちが込められています。
*桃の花と白酒…若さを保ち病を除く中国の「桃香酒」。日本では甘い白酒を女の子の健康と美を願って飲まれています。
*ひなあられ…かわいらしいカタチのひなあられ。ピンク:生命、白:雪と大地、緑:木々の芽吹き、などの意味があるそうです。3色のひなあられを食べることで、自然のエネルギーを得て元気で丈夫に育つとされているそうです。
*ひしもち…緑は草木豊かな大地、白は純白の雪、ピンクは桃の花に見立てて、美しい自然を表現しているんだとか!?
節句に合わせた食べ物にはいろいろな説があり面白いですね。
おうち時間が多くなった今だからこそ、お家でのんびり ひな祭りパーティー を楽しんでも良いかもしれません♪